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小豆島には、どこにも負けない素晴らしいものがある
有本裕幸 | 二十四の瞳映画村 専務理事 映画『二十四の瞳』に出演した女優・高峰秀子の生誕100年目を迎える今年、映画や原作の余韻が残ってる世代からZ世代やインバウンドに客層は移行し、いまや予約から情報発信まで、スマートフォンが旅 の中心に。「二十四の瞳映画村」と「岬の分教場」の運営を通じて小豆島の魅力造成の トップランナーとして走り続けている有本さんに、まずは小豆島の現状を聞いた。 「多様な価値観に対して響くものが求めら れる時代になってきた。オリーブも10 0 年 以上たち、昭和2 9年に「七人の侍」を抑え てキネマ旬報ベスト・テン邦画第1位だった 『二十四の瞳』も公開から70年以上が経ち ます。もう昔の名前では来てくれない。全く 作品を知らない人たちを相手にしているわ けです」。 以前ホテルの再生事業に携わっていた有 本さんが心を動かされ施設の運営に関わる ようになったのは、72年前に美しい自然を 背景に壺井栄が描いた「二十四の瞳」に込 めたメッセージを含めての、「二十四の瞳」 が持つ潜在力だ。 「「二十四の瞳映画村」は作品を知っても ら
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営み続けることは、「人とつながる未来への想像力」安政も昭和も令和も、変わらずここにあります。
関 圭吾さん Keigo Seki 土庄町出身/1995年入社/入社後、研究室・製造現場(約1年)・品 質管理などを経て本社品質保証部勤務の後、2024年4月から小豆 島工場事務部 部長。 坂本 貴志さん TakashiSakamoto 小豆島町出身/2004年入社/入社後品質管理部において、製品分 析・原料分析・農薬分析、ごま油の充填管理などを経て、工場の安 全な労働環境整備に従事。 山本 隼汰さん Hayata Yamamoto 土庄町出身/2023年入社/事務部経理課/大学時代は、体育系学 部にて運動栄養学を学ぶ。 だれもが知っている持ちやすい形で黄 色キャップの純正ごま油。かどや製 油株式会社がここ小豆島で1858年から160 年以上、小豆島で生産し続けている。小豆島 の農家が、信頼と繋がりで菜種やごまを持ち 寄り搾油したのが創業の原点。島産品の素 麺「島の光」にも使われる、香りが高く美味 しいかどやの純正ごま油は、太平洋戦争を経 て、1965年に初の家庭用商品「正胡麻油」 の販売を開始すると、瞬く間に生産量が拡大 し、今や世界一の純正ご
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観光に消費されるのではなく観光で営みを続ける島へ
― 小豆島、持続可能な観光への挑戦とその未来 ―― 岡田恵麻さん 土庄町 商工観光課主事 片岡琴未さん 小豆島町 商工観光課 主任主事 松田美夜日さん 一般社団法人 小豆島観光協会 地域おこし協力隊 小豆島、持続可能な観光への挑戦とその未来 ― 「持続可能な観光地」への取り組みとは、大 げさな目標ではなく、島で暮らしを営む一人とし て自分たちの未来をつくるために何ができるか ――。その問いから、3人の挑戦は始まりました。 2024年1月に“観光により消費される島では なく「観光により持続できる島」を目指す”の ビジョンのもと小豆島観光協会・小豆島町・土 庄町の三者共同で、持続可能な観光の国際 的認証機関「グリーン・デスティネーションズ」 (以下GD)の審査に挑戦し、見事シルバーア ワードを獲得しました。日本では、小豆島を含 め5地域しか選定されておらず、世界的な「持 続可能な観光地」となりました。 GDは「世界持続可能観光協議会」から認 定を受けた国際認証機関。ブロンズ~プラチ ナまで4レベルの段階的な表彰制度を設けて おり、観光地管理・自然
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