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バラギ湖伝説:水の集まる七曲りのしずくと、水の番人 むかし、バラギ湖がまだ湖ではなかったころ。茨木山のふもとには、草のあいだを細い水が いくつも流れる、ひっそりとした湿った谷がありました。そこは村の人たちから、こう呼ばれていました。「水の集まる場所」雨が降れば、山の斜面から水がしみ出し、霧が出れば、草の葉の先にしずくが宿り、雪が解ければ、音もなく小さな流れが生まれる。けれど、その水はまっすぐには流れませんでした。右へ曲がり、左へ曲がり、また戻るように曲がり、まるで誰かが道を隠しているように、谷の中を七度も曲がって流れていたのです。それが、七曲り。この湿地で生きてきた魚は、村では「七曲りの魚」と呼ばれていました。
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